今度ヨーロッパに行ってLCCのRyanAirを使うんだ!
最近航空業界の労使協定が逼迫していて、キャンセルが多くなっているから気をつけてね!
もし予約したフライトがキャンセルまたは遅れたらどうしたらいいの?
私のフライトもキャンセルしたことあるんで、今日はそれについて紹介していきます!
RyanAir(ラインアンエアー)とは
ライアンエアーはアイルランドを拠点とし多くの国や地域に空の旅を提供している格安航空会社(LCC)です。
ライアンエアーは1984年に設立、当初はアイルランド国内でサービスを提供していましたが、現在は国際線を含むヨーロッパ全域とその他地方にも飛行機を飛ばしています。
運営コスト、人件費等を最小限にすることにより消費者に便利な格安航空券を提供し、顧客満足度を上げている格安航空会社です。
基本的なLCCのキャンセル条件or変更条件
RyanAirとFSC(JAL, ANA等)で大きく異なるのが、キャンセルポリシーの内容です。
基本的にRyanairの航空券を自分からキャンセルまたは変更する際は、料金が発生します。(Flexi Plusを選択肢しない限り)
Flexi Plusの場合キャンセルと変更が可能で、差額を払うことによりほか便を予約可能です。
よく考えてから予約しないと、FSCキャリアよりお金がかかる場合があるから気をつけて!
キャンセルされた場合
- フライトの変更(同じ行き先)
- フライトの変更(異なる行き先)
- 返金(Ryanair Wallet経由)
フライトの変更(同じ行き先)
航空会社によりフライトがキャンセルされた場合、同じ行き先に異なる時間と時刻のフライトを無料で再予約可能です。
ライアンエアーのウェブサイトまたはアプリの「マイブッキング」にアクセスして、フライトの日付ルートを変更できます。
すでに購入していた預け荷物や指定席情報は新しいフライトに引き継がれます。
フライトの変更(異なる行き先)
航空会社によりフライトがキャンセルされた場合、異なる行き先に異なる時間と時刻のフライトに申請可能です。
しかし申請のため、座席が空きが少なかったりすると却下される場合もあります。
またすでに支払った金額と、異なる行き先のチケットの差額は支払う必要があります。
返金(Ryanair Wallet経由)
航空会社により出発14日前にキャンセルされた場合は、基本的に返金手続きを進めてください。
人員不足や労使協定等のため、多くの場合キャンセルとなります。
返金を進めるとRyanair Walletに支払った金額が追加され、その後別途申請することにより5営業日で支払ったクレジットカードに返金されます。
Ryanair.com以外に購入した場合はもう少し時間がかかる可能性があるみたい・・・
遅延した場合
2時間以上
フライトが 2 時間遅れた場合 (ロンドンからチューリッヒまでなど、最大 1500km のフライト)、バウチャーを受け取る権利があります。 フライトが 3 時間遅れた場合(ロンドンからドゥブロヴニクまでなど、1500km を超えるフライト)、バウチャーまたは軽食を受け取る権利があります。
しかし天候、ストライキ、空港封鎖、セキュリティ問題等、航空会社責任でない遅れであれば、対象になりません。
基本的にキャンセルやフライト時間変更は不可となります。
5時間以上
フライトが5時間以上遅れ、旅行をキャンセルしたい方は返金または他交通手段の手配依頼ができます。(EU261 online claim form)
しかし多くのリクエストは対象外となっているそうです。
理由として天候、ストライキ、空港封鎖、セキュリティ問題等、航空会社責任でない場合が多いからです。
時間ごとの補償額
時間 | フライト距離 | 補償額 |
3時間以上 | 1,500km以上 | £250 |
1,500km または 3,500kmの間 | £400 | |
4時間以上 | 3,500km以上 | £600 |
航空会社責任(オーバーブッキング、人員の欠員)の場合のみ支払われるわ!
ホテル宿泊が必要な場合
通常フライトが次の日に変更した場合、宿泊施設が航空会社より提供されます。
空港カウンターやカスタマーサービスでの連絡が必要となるため、さらに数時間必要となります。
旅行で時間がない場合、早めに違う交通手段に変えたほうが良いかもね
クレカの遅延保証
Ryanairまたはその他LCCでキャンセル後保証されない場合は、クレジットカードの保険を確認しましょう。
クレジットカードの遅延保証には自動付帯と利用付帯があり、自動の場合は持っていればOK、利用付帯の場合は対象のクレカでの支払いが必要です。
多くのゴールドカードには海外航空券遅延保証が自動で付帯しています。
Amexカードであれば大体遅延保証がついているイメージよ!
乗継遅延費用
クレジットカード会員が海外旅行や国内旅行で航空機の乗り継ぎ中に到着便の遅延により乗り継ぎができなかった場合、乗継遅延費用が補償されます。
ただし、1時間~2時間の遅延には適用されず、代替となる航空機に4時間以内に搭乗できなかった場合に補償が適用されます。
補償の対象は食事代とホテル代のみであり、乗継遅延保険の補償範囲は代替便が利用可能となるまでにクレジットカード会員が負担した食事代やホテルの客室料などが対象となります。
出航遅延・欠航・搭乗不能費用
クレジットカード会員が予定していた航空機にトラブルが生じ、出発予定時刻から4時間以内に代替の航空機に搭乗できなかった場合、発生した食事代について補償が行われます。
ただし、補償対象は出発地点において代替便が利用可能となるまでの期間にクレジットカード会員が実際に負担した食事代のみとなります。
ホテル代や生活必需品の購入などは補償の対象外となります。
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