ドイツ語も必要？ドイツ大学院受験で求められるドイツ語スコア

ドイツ大学院の募集要項

基本的に以下の３点が重点項目となっております。

大学や専攻によって異なりますが、2.5GPA以上が望ましく3.0GPA以上だとほぼ全ての大学院を受験することが可能なことが多いそうです。

語学のスコアは日本人である以上必要になってきます。

そのためドイツ語(TestDafかDSH)か英語スコア(TOEFLかIELTS)の取得を取る必要があります。

試験名	概要
TestDaF	ドイツ語圏統一の検定試験で、日本でも受けることができる
DSH	大学から指示があった際に必要で、ドイツでしか受けられない
GOETHE INSTITUT	世界各国に存在するドイツ語学学校の試験だが大学によっては受付不可
telc	ヨーロッパで受けられているドイツ語試験、日本で受けられない

ドイツの大学院を求められる言語能力で大別すると、以下の3つに分類されます。

大学の専攻によって異なりますが、ビジネス専攻の場合（Both German and English）が多くドイツ語C1レベル＋英語B2~C1レベルという募集要項になります。

入門A1、初級A2、中級B1、中の上級B2、上級がC1-2になります。（ドイツ語）

入門C1、初級C2、中級B1-2、中の上級C1、上級がC2になります。（英語）

エンジニアや脳科学、理学やMBAなどは英語だけでも受験できることが多くあるそうです。（優秀な留学生を獲得するため）

大学院によって異なりますが、基本的にドイツ語C1レベルが基準となります。しかしC1レベルは国際標準スコアではないため、大学院によってドイツ語テストスコアが異なってきます。　

例　TOEFL 81　国際標準スコア

例　C1レベル　明確ではない(テストが異なるため)

下記がおおよその各テストの大学院受験資格スコアです。

こちらも一般的に有名な試験になり、こちらは日本でも受験することができるものです。

こちらもリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの４種類を試験され各分野満点５点で採点されます。

大学院の募集要項で3×3と記載されていると3つの分野で3点以上のスコアが必要ということです。

5点満点中3点＝60%正答率

こちらはTOEFL（英語）のドイツ版のようなもので、大学入学用ドイツ語試験です。

TOEFLと同じようにリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの４種類からなる試験となっており、一番有名な試験で各大学で受験することができます。

DSHでC1レベルとなると多くの大学院でスコアDSH-2を基準としています。

Deutsche Sprachprüfung für den Hochschulzugang 大学入学用ドイツ語試験

世界各国に存在するドイツ語学学校で行われる試験が大学院によっては募集要項の項目を満たすことができます。大学によって異なるため自分の行きたい大学をチェックしてみてください。

こちらもリーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの４種類の試験です。

C-1のスコアを残すことができれば晴れて大学院受験することができます。

こちらの試験は日本では有名ではありませんが、ヨーロッパ言語共通で行われている試験になります。

試験内容は一緒ですが、Goethe Institutionの試験よりはTELCの方が優しいといわれています。しかし日本では受けられないのでそれが唯一の欠点です。