SUZUKI
授業料は無料や格安だけど、生活費はどれくらいかかるの?
日本と比べてもそんない変わらないくらいだよ!
SUZUKI
最近、円安だからちょっと心配で。。。
確かに!卒業までどれくらいかかるか紹介していきます!
ドイツ大学院卒業までの必要な費用
まず基本を月「10万円」として計算してください。
後ほど内訳については詳しく説明しますが、この10万円はドイツ国内で生活する一般的な生活費です。
東京の一人暮らしとあまり変わらないような気がします。この中には学費は含まれていません。
なぜかというと授業料が基本的にタダだからです。
これがドイツに留学する最大のメリットだと思うわ!
ドイツ学生留学の場合週4時間労働の場合180日働くことができ、8時間労働は90日までアルバイト可能なので、毎月実質出費あまり無いと考えてもいいですね。
ちなみにドイツでのアルバイトの最低時給は12€(1,600円ほど)です。
日本食レストランなどで働くと、日本人だからと言って最低時給を支払われない場合がありますので気をつけましょう。
ローカルのカフェやレストラン、日本語の家庭教師がいいかなと思います。
卒業までに1年かかる場合120万円、2年かかる場合240万円、3年かかる場合は360万円です。
SUZUKI
バイトができるならなんとか親に頼らずやっていけるかな?
可能だと思うわよ!
- 学費:年500€程度(授業登録費やその他費用)
- 家賃:月300~400€
- 食費:月300€程度
- その他(保険料等):月150~200€
- アルバイト:週13時間x1600=20,800 x 4(月4週間だと仮定し)=83,200/月
教育に関わる費用
公立の大学や大学院に通う場合は学費はほぼタダです。
別途授業登録費やその他費用などを学校に払うことになりますが、月に換算すると約8000円ほどです。日本ではあり得ない価格ですね。
普段留学時には教育費が一番かかり、留学を諦める方が多くいるのですがドイツ大学院留学ではこちらの費用が浮くので社会人の方や世界を回りたい方にはとてもオススメです。
しかし、私立大学や大学院に通う場合日本と同様100〜200万円かかりますので学校選びにはご注意ください。
もちろん私立大学には多様な選考や柔軟のカリキュラムがありますが、格安または無料で留学する場合は公立の大学に行かれることをオススメいたします。
みんな日本の大学よりもドイツに行ったほうが言語も学べて良いと思う!
住居関わる費用
家賃(月:300~400€)
最近ドイツ国内では難民の流入、多数留学生の受け入れなどで需要と供給のバランスが崩れています。住居を見つけるのはもちろんの事、家賃の値上がりも続いています。
また一般的にドイツでは持ち家率が低く40%ほどしか自分の家を持っている方がいません。
各国の持ち家率:アメリカ70%、日本60%、フランス55%
そのため賃貸物件への入居待ちなどが起こっており引っ越すのも大変の状況です。
基本的に地方都市などは€300前後、大都市ベルリンやフランクフルトなどは€400と心に記しておきましょう。
日本よりも高いところはここね!
SUZUKI
でも東京や大阪よりは安いみたいだね
最近は家不足による値上げり、またロシア/ウクライナ紛争で大きなエネルギー不足に陥っているドイツですので生活費は大きくあがっております。
これ以上大きな被害が出ないことをみなさんで願いましょう。
費用を抑えたい方は大学の寮に入りましょう。€250程度で暮らせる可能性があるということです。
最近は授業料が格安で世界標準の教育を受けることができるドイツに来る留学生が多く、難しいということですが大学に確認してみましょう。
光熱費(月:0€〜)
ドイツでは光熱費、水道代などは、家賃に含まれている場合が9割です。
含まれていない場合、Nebenkostといって、家賃とは別に請求されます。アパートを契約する際は一応確認しましょう。
ドイツではエネルギー源の半分以上をロシアからの輸入に頼っていたため、2022年現在前年価格の60%程度上昇しており消費者への転化が進み、全体の消費者物価指数も4%ほど上昇している。
戦争が早く終わる事を望んでいるが、ドイツのエネルギー問題は今後も続きそうです。
放送費(月:20€)
ドイツにもNHK的な放送会社があり、支払わなければいけないようです。
近年では支払いを無視しようという動きが活発になっているそうですが2022年現在支払いを無視し続けると法的に処罰を受けるそうなので気をつけましょう。
日本と同様テレビがない場合は支払い不要です。
寮に住む場合はこれは支払い不要だよ!
食費に関わる費用
自炊(月:200〜300€)
基本的に食品の価格は日本と変わらないため、2万円から3万5000円ほどに収まります。
またもし食費を抑えようとなるとドイツで有名なソーセージ、パン、じゃがいもなどを選べばOKです。
しかし日本とは違い魚系は豊富ではなく、比較的価格が高いということです。
パスタが日本と比べると特に格安でBarillaの500gが€1程度で購入可能です。
ALDIなど格安のスーパーを使うこと事により費用を大きく抑えることができます。
しかし、日本の食材を買うとなると2倍から3倍するようなので親や友達から送ってもらったりしましょう。
SUZUKI
牛丼屋みたいな安いレストランはなさそうだね・・・
外食(最低:10€)
外食をする場合最低10€を支払うことは覚悟しましょう。(平均的な昼食用レストラン10〜15€)
日本には牛丼などのファストフードがあり、比較的安く外食を楽しむことができますが、ドイツの場合マックのビックマックでさえ9.4€(2022年2月時点)するのでいかに外食が高いか想像できると思います。
例外として学食を使えば3〜4€ほどで一食を食べることができるそうです。
時間もかかる自炊ですのでできるだけ外食を抑え学食で食べ費用を抑えましょう。
日本のように稀に学割があるレストランなどもありますので、キャンパスの近くのお店などに学割があるか確認してみましょう。(学食だけだと飽きると思いますので。。。)
支出を抑えたいのであれば外食を抑えることだね!
飲み会(一杯3.6€)
基本的に飲みの文化は日本とは違っており、ドイツの場合飲むというと居酒屋のようなつまり+アルコールではなく、アルコール単体となるそうなので比較的抑えることができます。
またドイツのビールは安く、レストランで販売されているビールの価格が3.6€ほどだそうです。
ビールが大好きな国民性のため学校終わりや休日にみんなで飲みに行くことが多いため、定価価格なためビール好きのあなたにはピッタリです。
その他
保険料(110€)
ここで忘れてはいけないのが健康保険料になります。
留学生は保険料の支払いの選択はできず、必ず支払うことになります。
毎月支払いがあり年齢によって異なりますが80〜150€/月ほどで、年齢が低くなるほど安くなるという仕組みになっています。
ワーホリなどの場合はクレジットカードなどの保険で十分ですが、日本の海外保険などでは条件を満たさない為ドイツ国内の対象保険に加入する必要があります。
ビザ更新費用(100€)
ビザの更新や延長の手数料が100€ほどキャッシュで支払う必要があり、思いがけない費用になりますので気をつけましょう。
基本的に学生ビザは必要な年数のビザをもらえますが、現地企業でのインターンや就職するとなるとビザの更新が必要となってきます。
まとめ
1ヶ月の出費の内訳としては下記の通りとなり、旅行や友達と出かける際は雑費扱いになります。
費用を抑えたい方は外食(学食除く)と飲み会などを避けていれば簡単に月10万ほどで抑えることが可能です。
また週4時間労働の場合180日働くことができ、8時間労働は90日までアルバイト可能な権利を使い実質の出費をできるだけ抑えるように心がけましょう。
日本語を教えるアルバイトや現地でのカフェでアルバイトするのもいいかもしれませんね。
- 学費 :年500€程度(授業登録費やその他費用)
- 家賃 :月300~400€
- 食費 :月300€程度
- その他(保険料等) :月150~200€
SUZUKI
親に迷惑をかけずに生活できそうだね
支出を抑えたいのであれば、外食をしないことね!
でもお金を使った経験することも大切だから忘れずにね!
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