【ハンガリー正規大学(院)留学】必要なGPAの計算方法と必要な英語スコアは？

GPAとは？

GPAはGrade Point Averageの略称で日本語でいう内申点や成績と言われるものです。

アメリカが基準になって作られた成績の評定方法で、A〜F（Eなし）の５段階で評価されます。

ハンガリーでは数種類の種類がありA〜Fまで６段階、1〜6まで6段階で評価され、アメリカの点数がA〜F6段階で同時に評価点数が逆になってきます。

アメリカ式GPA

成績評定/（Letter Grade)	比率（Percentage)	点数（Grade Point)
A（excellent）	90～100	4ポイント
B（good）	80～89	3ポイント
C（average）	70～79	2ポイント
D（passing）	60～69	1ポイント
F（failing）	0～59	0ポイント

欧州式GPA（ETCS式） European Credit Transfer System

成績評定/（ECTS）	点数（Grade Point)
A（excellent）又は1	1-1.3ポイント
B（very good）又は2	1.7-2.0ポイント
C（good）又は3	2.3-2.7ポイント
D（satisfactory）又は4	3.0-3.3ポイント
E（sufficient）又は5	3.7-4.0ポイント
F（failing）又は6	4.3-5.0ポイント

3Point式（あまり使われていない）

成績評定/（ECTS）	点数（Grade Point)
Kiválóan megfelelt (Excellent)	5ポイント
Megfelelt (Satisfactory)	3ポイント
Nem felelt meg (Fail)	1ポイント

算出方法

もしあなたが一年で下記の単位数をとった場合はこのような計算方法になります。

欧州式の場合点数が定まっていないためおおよその点数になります。

• 成績Aの科目……3単位
• 成績Bの科目……5単位
• 成績Cの科目……4単位
• 成績Dの科目……6単位
• 合計18単位

欧州式（ETCS式） European Credit Transfer System

点数が異なるため２つの場合で計算しました。

欧州式の場合点数が低ければ低いほどGPAが高いという結果になります。

アメリカ評価点数が逆になるのでご注意ください。

最高の場合

（Aの単位3×1.3ポイント）+（Bの単位5×2ポイント）+（Cの単位4×2.7ポイント）＋（Dの単位6×3.3ポイント）÷ 合計18単位＝2.47

最低の場合

（Aの単位3×1ポイント）+（Bの単位5×1.7ポイント）+（Cの単位4×2.3ポイント）＋（Dの単位6×3ポイント）÷ 合計18単位＝2.15

ハンガリー大学(院)受験に必要なGPAは？

有名大学(院)は基本的に3.0以上、一般的な大学院あれば2.5-2.7以上（欧州式）はほしいところです。

しかし2022年5月現在各大学の奨学金制度に必要GPAはホームページには記載されていません。

そのためGPAが著しく低くなければハンガリー大学への無料奨学金は手にすることが可能です。

必要な英語スコアは？

各大学のホームページに記載されているのは以下の募集要項となります。

• IELTS：5.5
• ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)：B2以上

これらの英語スコアは必要最低限で、少ない場合語学学校などで勉強してから入学となります。

もちろんその授業料は支払う必要があるため、できるだけ日本にいる間に英語を勉強しましょう！