【海外旅行】ブラジル・サンパウロへサラリーマン日本脱出計画

海外旅行
サラリーマンSUZUKI
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日本の真裏、ブラジルのサンパウロに出張予定なんだけど、どうしよう・・・?

サラリーマンTAKAHASHI
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ブラジルは日本と昔から深い関わりがあって、とても住みやすい国よ!

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危険だからやめとけっていう話も聞いたけど、どうなの?

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他の国同様、行ってはいけないところに行けなければ問題ないわ!

ブラジルとは?

  • 首都:ブラジリア
  • 総人口:2億1531万人(7位)
  • 通貨:ブラジルレアル(BRL)
  • 言語:ポルトガル語(英語はほぼ通じない)→公立学校で英語教育が一般的ではない
  • 気候:平均気温約23〜27℃ 春(10~11月)、夏(12~3月)、冬(5~7月)
  • 人柄:明るく陽気でお喋り好き、親日
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サンパウロは南半球最大の都市と言われていて、周辺エリアも合わせて2000万人ほどいるわ!

航空会社と旅行スケジュール

●航空会社

今回の旅行は当時最安であったUnitedを利用しました。最終帰国便のみANAのコードシェア便。

日本からブラジルへ移動する際は、アメリカ経由または中東経由が一般的です。

私のスケジュールはアメリカに数日滞在、多くの場所で経由をしたため長時間のフライトでした。

●スケジュール

便名出発日時出発空港到着日時到着空港
UA8048/21 15:45HND(羽田)8/21 3:50IAD(ワシントン)
————アメリカ滞在(数日)————
UA35508/24 16:12ATL(アトランタ)8/24 18:40EWR(ニューアーク)
UA 1498/24 20:30EWR(ニューアーク)8/25 7:10GRU(グアルーリョス)
————ブラジル滞在(数日)————
UA8448/28 22:20GRU(グアルーリョス)8/29 6:50ORD(シカゴ)
UA7938(NH11)8/29 11:50ORD(シカゴ)8/30 15:00NRT(成田)
United(ユナイテッド航空)合計563,550円往復

●サンパウロ・グアルーリョス空港の乗り継ぎ便

私は本来はサンパウロ(GRU)からヒューストン(IAH)までのチケットを取っていましたが、別手配飛行機(LATAM航空)が遅延し、乗り遅れてしまいました。。。

乗り継ぎ時間が100分ほどありましたが、40分ほどの遅延とターミナル間の移動が必要であったためチェックインする時にはすでに予定した飛行機が出発していました。

ターミナル間移動(ターミナル2↔3)は徒歩約10分ほどですが、出国審査とイミグレが1時間ほどかかりますので移動する際はお気をつけてください。

●サンパウロの2つの空港

  • コンゴーニャス空港(CGH):サンパウロの街中にある国内線専用の空港(荷物検査前にPriority Pass対応ラウンジあり)
  • グアルーリョス空港(GRU):サンパウロの中心部から25kmほど離れている空港(荷物検査後にPriority Pass対応ラウンジあり)

ブラジルの歴史

●砂糖の時代

ポルトガル植民地として、大農園を作り、輸出用に生産していた。1570年代からアフリカのギニアやアンゴラなどから大量の黒人奴隷を導入しムラート(混血児)が誕生した。

●金の時代

1690年代に内陸のミナスジェライスで金鉱脈とダイヤモンドが発見され、ゴールドラッシュが起こった。ブラジル産の金は当時世界の総生産量の85%を占めリオデジャネイロは金の積出港として繁栄した。

●コーヒーの時代

1822年にポルトガルからの独立を達成するが、金やダイヤモンドの資源が枯渇し、代わって導入されたのがコーヒである。

1888年に黒人奴隷制度廃止、イタリア移民が少なくなりました。それでもブラジル政府は労働者が必要だったため、日本政府と交渉し「コーヒーの木には、金がなる」を提案、1908年には日本からの移民希望者が到着し出稼ぎ生活を始めた。

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だから世界で一番日系人が多い国として有名なんだね!270万人もいるのか・・

親日の国-本当に親日なのか?

1908年に日本人が笠戸丸でブラジルに移住した際、規律正しさや勤勉さによってブラジル社会で信頼を勝ち取り現在まで親日が強く根強く残っている。今では約200万人の日系人がブラジルで生活している。

日本政府は明治維新後人口爆発が起こり、農村での労働力が余ったことで人口調整が必要だと考え、「コーヒーの木には、金がなる」と日本国民にブラジル移住の提案を行いました。

当時ブラジルへ移民した日本人は短期の出稼ぎとして考えていましたが、政府は長期的な定住を期待していました。(人口調整を理由にともう一つの移住先のアメリカで排日移民法が施行されたため)

その後日本人は差別や悪天候にも負けず原始林を開発し、農業を推進し、町を築きました。また、ブラジルで生まれた2世や3世に対して教育を重視し、彼らはやがて政界や官界に進出したり、医師や弁護士、教員、芸術家など様々な職業に就くことでブラジルの発展に寄与した。

  1. 日本政府による人口調整のため26万人の日本人がブラジル移住した。
  2. 差別や迫害にも負けず、2世や3世がブラジル社会で活躍し貢献した。
  3. ブラジル社会で圧倒的な信頼と尊敬を受けている。

海外データ無制限eSIM

海外旅行の際いえばモバイルWiFiなどが必要な時代もありましたが、最近はeSIMをダウンロードするだけで、データ通信を利用可能な時代になりました。

サラリーマン日本脱出では、データ無制限で700円〜/日利用可能なHolafly(オラフライ)をおすすめしています。

今回のアメリカ・ブラジル旅行でも日本で利用しているiPhoneにeSIMをダウンロードし高速で安定した通信をすることができました。

サラリーマンTAKAHASHI
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南アメリカ周遊プラン(700円〜/日)もあるから見てみてね!

公共交通機関

サンパウロは比較的公共交通機関(バス・電車)が発達していますが、旅行者による移動は難しいとされています。(現金のみ+治安が良くはない)

電車賃は距離に限らず、4.3レアル(112円ほど)ですがグアルーリョス空港(GRU)からサンパウロ中心部まで電車の異なる電車の乗り継ぎが必要で、時間も1時間程度かかります。

1週間以内の観光であれば、Uberまたは99がおすすめです。空港から中心部まで約40分ほどかかり、約200レアル(5,210円ほど)でした。

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渋滞になると3倍ぐらいの時間がかかるから、朝と夕方には気をつけてね!

食事-美味しいご飯はある?

出典:ディスカバリー・ニッケイ

ブラジルには大きく欧州系が約44%、アフリカ系が約10%、東洋系が約0.4%、混血が約45%となっており、食事に関しても多様化しています。

しかし一般的に多く食べられているのが、お米と豆です。中でもフェイジョアーダという料理は国民食でバランスの取れた定食みたいなものです。

朝食にはコーヒーとポンデケージョ(チーズ入りもちもちパン)、ブリガデイロなどが多く食べられています。(ブラジルはコーヒー豆生産量No.1)

ブラジル風バーベキュー、シュハスコ(シュラスコ)もとても有名で塩をまぶしたお肉のかたまりをくしにさして、炭火で焼くのが定番です。

サラリーマンTAKAHASHI
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フードコートに行くと色々な食べ物があって面白いわよ!

物価調査-高い?低い?

平均給与がR$2,313.89(59,937.04円)/月で一人暮らしの生活費(家賃なし)は、R$2,883.2(74,683.96円)のため、R$-569.31(-14,746.92円)が生活費を除いた金額となります。

ワンルーム(中心街)の平均家賃がR$1,816.5(47,053.07円)のため、R$-2,385.81(-61,799.99円)が貯金額可能となります。

平均給与に対して貯金できる割合は、-103%です。

*BRL=25.9JPYで計算 Numbeo.com参照

●レストラン価格

  • レストラン:R$30(777.09円)
  • カプチーノ:R$9.27(240.12円)
  • ビール:R$10(259円)

●スーパー価格

  • たまご(12個):R$11.05(286.23円)
  • バナナ(1KG):R$6.91(178.99円)
  • 米(1KG):R$6.26(162.15円)

●家賃

  • ワンルーム(中心街):R$1,816.5(47,053.07円)
  • ワンルーム(街のハズレ):R$1,248.26(32,333.87円)
  • 3ベットルーム(中心街):R$3,517.96(91,126.25円)
  • 3ベットルーム(街のハズレ):R$2,476(64,136.20円)
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駐在員であれば余裕で生活できるけど、現地の給与で一人暮らしは難しいね

サラリーマンTAKAHASHI
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多くの方が家族や友人と生活しているわ!

治安-本当に危ないのか?

ブラジルと言えば「危険」のイメージが多くあります。外務省の危険情報でも特定の都市は危険のため渡航を自粛する要請があったり、殺人事件発生率(人口10万人当たり)は日本の約90倍になります。

理由としては貧困街であるスラムがあり、住人によって殺人、薬物、誘拐などの凶悪犯罪が行われています。またギャングなどが地域ごとに存在し麻薬や銃の取引などを行っています。

特に観光客向けに多いのがiPhoneやスマホなどを狙った軽犯罪です。(iPhoneはブラジルで高く売れるため)YouTuberのHaru Dailyさんも盗難被害にあったと動画を上げています。

旅行期間が日本を出発して3ヶ月以内であれば、クレジットカードまたは海外旅行保険の携行品損害でカバーされる場合もあるからブラジルに行く際は準備して渡航することをおすすめします。

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①外ではスマホを出さない事、②現地人の服装にすることで危険を回避できるわ!

まとめ

ブラジルは日本と歴史が深く関わり合っていて、多くの日本人または日系人が在留しています。

公共交通機関やインフラなどは一定的に整っていて、仕事もあるため生活できる環境は整ってい入るが、治安が安定していないため大きな理由がない場合サラリーマン移住はおすすめできません。

日本に帰りたくなった場合でも地球の裏側で、時差も12時間あるため移住は難しいとされています。

  • 現地での貧富の格差が異常で、現地の給与での生活は難しい
  • アジア人の人口も少なく、治安が悪いためおすすめしない

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