近い内に中国に駐在になりそうなんだ!
渡唐前に銀聯カードとAlipayまたはWeChatを準備したほうがいいわ!
Visa、Master、Amex、JCBカードはダメなの?
外国人向けの場所は使えるけど、現地の店や屋台では使えな場合が多いよ!
まとめ
●銀聯(ぎんれん)カード(最初一ヶ月のため)
- 三菱UFJカード(発行費1,100円)または三井住友カード(無料)で発行する
- 現地で銀聯(ぎんれん)またはUnion Payとして決済する
- 次月の支払時日本円で支払いする
●AlipayまたはWeChatPayに登録(最初一ヶ月のため)
- Alipay(アリペイ)またはWeChatPay(ウィーチャットペイ)のアプリをダウンロード
- ユーザー登録等、必要事項を登録
- クレジットカードまたは銀行口座を登録後、チャージまたは決済を行う
- 事前にパスワードを設定し、店頭でQRコード読み取る、もしくは提示して決済する
●中国銀行または他銀行で口座を開設(長期滞在者向け)
- パスポート、ビザ、居留許可証、就業許可証を持参し、銀行の支店を訪問する
- 初期費用を50〜100元程度の現金を入金する
- 通常キャッシュカード/銀聯(ぎんれん)デビットカード一体型が発行されます。
- AlipayまたはWeChatPayの銀行口座を登録後、チャージを行い決済する
- 銀聯(ぎんれん)カードは中国版JCBでクレカの国際ブランド(現地で7.2%はクレカ支払い)
- AlipayとWeChatは中国版PayPayでQRコード決済ができる(現地で78%はQR決済)
中国の銀行口座からAlipayにチャージするのは無料だよ!
銀聯(ぎんれん)カードとは?
銀聯カードは、中国で誕生し、世界中で広く利用されている決済ブランドです。中国の80強の金融機関
が共同で2002年3月に設立した企業で現在は400近くの組織が加盟しています。銀聯設立後統一されたシステムやルールで異なる金融機関間において残高照会・預入・払戻・送金を可能にしました。
中国の銀行口座を持っていると、キャッシュカードがデビットカード(銀聯)と一体型のため、銀行口座保有している中国人全員が銀聯カードを持っています。全世界で銀聯カードの発行枚数は40億枚を超えると言われています。
経緯として中国では収入格差が激しく個人の信用度が低いため、多くの方がクレジットカードを保有できなかったため銀聯のデビットカードが普及しました。近年のスマートフォンの普及がAlipayやWeChatのような企業を生み出し、経済全体にキャッシュレス決済の普及に拍車がかかり世界第2位のキャッシュレス大国になりました。
第二位のキャッシュレス決済ってことはほぼすべての場所でキャッシュレス決済が可能ってことか!!スマホひとつで外出できるから便利だね!
銀聯カード発行方法
●日本で発行可能な銀聯クレジットカード
三菱UFJカード
- 年会費:無料
- 還元率:海外利用時の基本ポイントが2倍
- 条件:三菱UFJカード発行済の方
- 発行手数料:1,000円(家族カード330円)
- 備考:5年毎に発行手数料必要
三井住友orANA銀聯カード
- 年会費:無料
- 還元率:0.5%(Vポイント)
- 条件:三井住友カード発行済の方
- 発行手数料:無料
- 備考:再発行手数料は550円
●三菱UFJカード
三菱UFJカードの銀聯カードは、すでに三菱UFJカードを発行されている方の国際ブランドを増やす(1枚VISA発行済+銀聯発行可能)方法でオンラインで申込み可能です。
例えば最大15%還元の三菱UFJカードのVisaカードを保持している方は、追加で同じカードの銀聯カードを追加できます。通常カード同様、1カ月のショッピング利用金額合計1,000円ごとにグローバルポイントが1ポイント(5円相当)貯まります。(通常還元率0.5%)
●三井住友銀聯カードorANA銀聯カード
三井住友銀聯カードは、通常通り銀聯カード申込みできるです。一方ANA銀聯カードはANAカードをお持ちの方のみ(これから作る方含む)申込み可能です。もしSFC保有者やANAのクレジットカードをお持ちの方はANA銀聯カードがおすすめです。
両カードとも発行無料で還元率も0.5%でVポイントが貯めるため費用を抑えたい方はこちらをおすすめします。
利用時は6桁の数字(00+指定した4桁の数字)とサインが両方必要だから覚えといて!
Alipay(アリペイ/支付宝)
Alipayは、中国のIT大手アリババグループが運営するオンライン決済サービスです。中国国内では、オンラインショッピングだけでなく、街中の小さな商店でも広く利用されており、事実上の標準的な決済手段となっています。(中国版のPayPay)
International version of Alipay(国際バージョンのアリペイ)ではVISA、Mastercard、ダイナースクラブ、Discover Cardを使ってチャージ可能です。しかし5%の手数料がかかってします。
そのため長期間駐在する方は、中国銀行など現地の口座を作り銀行口座(充値)からチャージまたは即時チャージ(快捷支付)することにより手数料無料で決済可能です。
- 国際バージョンは「Tour Pass」にチャージが必要
WeChat Pay(ウィーチャットペイ/微信支付)
WeChat Payは中国のIT大手テンセントが運営する多機能メッセージアプリ「WeChat(微信)」の決済機能です。中国国内では、Alipayと並んで最も普及しているモバイル決済サービスであり、個人間の送金や店舗での支払い、公共料金の支払いなど、幅広いシーンで利用されています。
中国の70%以上がWeChatを利用していて、JCBを含めたVisa、Mastercard、Diners Club、Discoverを使って支払い可能です。200元以上であれば3%の手数料がかかってします。(200元以下であれば手数料無料)
WeChatはチャージは不要で、直接クレカから支払うことができます。しかし1度の決済の上限額は3,000元以内など制限がありますが、中長期駐在者向けにおすすめのサービスです。
- チャージ不要でクレカから直接引き落としされる
銀行口座の開設方法
中国銀行は、中国四大国有商業銀行の一つであり、中国で最も歴史のある銀行の一つです。個人向けには、預金、貸出、投資信託などの幅広い金融サービスを提供しており、中国国内のみならず、世界各国に支店網を展開し、国際的な金融活動において重要な役割を果たしています。
中国は外国人の銀行口座開設のハードが高く下記書類とは別にビザ申請時に必要な大学卒業証書や健康診断書なども一緒に持っていきましょう。また開設には50〜100元程度の現金が必要なので銀行ATMでキャッシングするか両替しましょう。
中国の銀行口座を作成することにより普段の生活が楽になるだけではなく、AlipayやWeChat Payに紐づけし日頃の決済をよりさらに便利になります。(QR決済ができればスマホひとつで完結できる)
- パスポート
- 有効なビザ(ZまたはMビサ)
- 居留許可証
- 就業許可証または在学証明書
最初の数カ月はWiseカードもキャッシング用におすすめよ!
私だったらこうする
- ANA銀聯カードを作成する、WeChat PayとAlipayをダウンロードする。
- 通常の支払時はWeChat Payで対応する。ない場合はAlipayで対応する。3,000元以上支払いする場合は銀聯カードで対応
- 中国で銀行口座を作成後、WeChat PayとAlipayに銀行口座を紐づける
- 中国でキャッシュレス決済生活を堪能する
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