最近意識の高い人達がいっている「グレートリセット」ってなんなの?
簡単に言うと資本主義社会のシステム全体を見直しポジティブな方向に持っていくこと!
んんん・・どういうことかな?もうちょっと優しく説明してください。
現在の社会では限界のあるものを世界のみんなで変えていくってこと!
グレートリセット
グレートリセットは世界中の資本主義社会のシステムを改革、さらなる持続可能な社会にすることです。
2021年5月に開催されたダボス会議で世界のリーダーや起業家によって提唱されました。
世界社会の格差拡大や資源の枯渇が叫ばれている一方、このままの社会システムでは世界が滅びてしまします。
そのため社会システムを更新し、持続可能な社会にするというのがグレートリセットです。
グレートリセットが注目される理由
環境問題・公害問題
現在の社会で起こっている問題は「環境問題や公害問題」があります。
企業は生産性を上げることにより、利益を生み、会社を存続させます。
一方生産性を上げるがゆえに、資源を伐採し人件費の安い国から搾取しているのも事実です。
南米のアマゾンは毎年30%ほどの森林が現象していて、気温上昇に大きく起因しているそうです。
このまま緑がなくなって砂漠が増えると、20年後には40度にもなっちゃうみたいだよ。
貧富の格差
特に先進国と発展途上国の貧富の格差は激しく、現在のシステムでは「裕福な国はさらに裕福に、貧困の国は貧困のまま」となってしまいます。
日本では米国に次ぐ貧富の格差が進行していて世界第2位の格差となっています。
国内格差がさらに広がると、ミドルクラス(一般家庭)がなくなり、裕福な家庭と貧困家庭に分かれています。
日本もすでに貧富の差が激しくなっているんだね・・・
エネルギー問題
2022年のロシアによるウクライナ進行により、原油価格のバランスが崩れ、エネルギー危機に直面しています。
世界の石油の埋蔵量はあと「46年」となっており、このままではガソリンが使えなくなってしまいます。
現状の石油や天然ガスに依存した社会からの脱却と、持続可能なエネルギーへの置き換えが必要とされています。
株主資本主義からステークホルダー資本主義社会へ
現在の資本主義は株主が企業に対してお金を出し、企業は「株主」の利益を最大化させるために、企業活動を行っていた。
ステークホルダー資本主義社会は「株式+顧客+従業員+地域社会」の利益を最大化させるために、企業活動を行う社会です。
持続可能な社会の実現のためには株主だけではなく、関係するすべての人や社会が幸せになる必要がある。
今の利益の出し方には「自分が良ければ全て良し」だからね。変えていかないと!
社会の主な変更点
グレートリセットは2030年以降を目標に進んでおり、下記3点が主な変更点となります。
- 国家主導のステークホルダー経済を導入し、公正なルールを作成する
- 新たな投資プログラムの展開
- 第4次産業革命のイノベーションを活用して健康問題や社会問題に対処
グレートリセットに適応するための準備
グレートリセットが予定されている2030年以降までまだ時間があります。
それまでに最低限以下3点を必ず取得し、どこでも生きていけるスキルや経験を身に着けましょう。
- 第二言語の習得(英語)
- IT技術の習得
- 専門知識と経験の習得
第二言語習得(英語)
もしグレートリセットにより、日本経済や円が崩落した場合海外でも生活できるように英語を取得しましょう。
人間は孤独を拒み、人との関係性を大切にします。
そのために現地人とコミュニケーションできる確率の高い英語を学びましょう。
忙しいサラリーマンのあなたにはオンライン英会話または語学留学をおすすめします。
IT技術の習得
ここで言うIT技術はプログラミング技術ではなく、一般的なスマホやパソコン技術の取得です。
カメラ・動画・ゲーム以外の機能であるiPhoneのUWBの最新機能や家電との接続などを活用しましょう。
今後の社会では学び続ける姿勢が必要で50代60代の「わからないから諦める」のはやめ、時代と最新技術を学び続けましょう。
新しいことを常に学び続けないと、いい未来はないね!
専門知識と経験の習得
専門知識と経験はあなたのキャリアを上げるためには必要なものです。
仕事だけではなく、なにか興味を持って続けられる趣味や特定分野の深い知識を持っていてもOKです。
日本は総合職というゼネラリストが一般的ですが、世界では専門職というスペシャリストが一般的です。
特定分野の知識と経験を持つことにより、同業種や異業種での活躍も可能となり持続的に稼げるようになりましょう。
おすすめ海外転職方法
専門知識と経験がある方
すでに日本社会で3年以上の勤務経験がある方は比較的簡単に海外転職可能です。
英語を話せる方はさらに就職先を増やすことができ、世界中に求人が存在します。
多くの日本企業は海外進出していて、自社の製品やサービスを販売したいですが「日本語を話せる人の不足」です。
営業、事務、経理や人事などでも求人が存在しますので確認して見てください。
未経験の方
新しい業種やポジションにチャレンジしたい方にも多くの求人があります。
日本企業や海外企業も多く、日本語のポジションを募集しています。(旅行会社やカスタマーサービス等)
もちろん経験がない分給与は少なくなりますが、日本と比べキャリアアップも容易のためおすすめです。
アジア圏に多く未経験の求人が多くあるみたいだね!
ワーキングホリデー
ワーキングホリデーは2国間の取り決めに基づき、一定期間の休暇を過ごす活動ための就労を相互に認める制度です。
通常現地で働くために必要な就労ビザなしに、数年間自由に働いたり、休暇を取ることができます。
自分探しや住んでみたかった国に住むことができ、新しい仕事に挑戦することもできます。
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